現役ママが教える 赤ちゃんへの薬の飲ませ方 6例!
こんにちは、助産師さとゆかです。
我が子は
“子どもは風邪の子”って本当だな(´-`).。oO
(意味も漢字も違う)
って思うくらい風邪をひいてます。
そして
成長に合わせて薬の飲ませ方は試行錯誤…
そんな経験から
今回は【薬の飲ませ方 6例】を
簡単簡潔にご紹介します!
- 哺乳瓶
- スプーン
- スポイト
- ストロー
- ゼリーでコーティング
- 口腔内に塗る
【飲ませる側の対応】
薬エピソード①、②
【哺乳瓶】
普段から哺乳瓶を使用していればこのやり方はオススメです。
0ヶ月〜できます。
欠点は普段哺乳瓶を使用していない赤ちゃんは嫌がる、吸わない可能性があります。
〜やり方〜
シロップや粉を水分で溶いた物を哺乳瓶へ入れて普段ミルクを飲ませる時と同じように飲ませます。
※ミルクなどで薄めてしまうと飲みきれない場合があるため、用量又は最小限の希釈にしましょう。
ミルクに混ぜると今後ミルクを飲まなくなる場合もあるのでミルクに混ぜることはあまりオススメしません。
液体がごく少量(k2シロップなど)であれば乳首のみでも可能です。
【スプーン】
0ヶ月から可能です。
哺乳瓶を普段使っていない方でもできます。
欠点は手元がブレるとこぼれる可能性はあります。
イヤイヤと手を出したり首を振って意思を表せるようになった赤ちゃんには注意が必要です。
〜やり方〜
シロップや粉を液体で溶いた薬をスプーンに半分くらい入れます。(目一杯入れるとこぼす可能性が高くなります)
スプーンを口元に持っていき下唇の上にゆっくり置きます。
赤ちゃんが反応して啜ってくれたら薬を少量ずつ飲めるように少しだけ傾けてあげます。
※赤ちゃんの胸に薬が溢れる可能性があるのでスタイをしたり、タオルなどで受け止めて洋服が汚れないようにしてください。
【スポイト】
0ヶ月から可能です。
お薬が処方されたときにスポイトが貰える薬局もあるようです。(スギ薬局は言ったら貰えました!)
購入する際は飲ませやすい写真のような形のスポイトをお勧めします!
飲ませやすいのですが、我が子はスポイト=薬と分かると途端に飲んでくれなくなりました(^_^;)
〜やり方〜
スポイトでシロップや粉を液体で溶いた薬を吸う。
スポイトの先を赤ちゃんの口に入れる。
少しずつスポイトの乳首(ピペット球)を押して口の中に薬を少量ずつ流し込む。
赤ちゃんがごっくんしてくれる。
※スポイトの中は雑菌が繁殖しやすいので使用後は水を数回吸ったり捨てたりして洗いましょう。薬の内服期間が終わったら破棄しましょう。
【ストロー】
ストローをマスターした月齢から(5、6ヶ月〜)できます。
親も手軽な方法です!
〜やり方〜
薬杯や小さなカップに薬を入れて
なるべく細いストローで飲ませる。
わが子は6-11ヶ月くらいまでは飲んでくれましたが1歳が近づくに連れてこの方法が通用しなくなりました(T-T)
【ゼリーでコーティング】
ゼラチンアレルギーがなく、ゼリーが食べれるようになった月齢からできます。
わが子は1歳になった途端シロップを拒否。
小児科医に相談したところシロップの薬を粉へ変更して処方するので薬局で相談してゼリーなどに混ぜて飲ませてみたら?と助言を受けて試してみたところ上手くいきました!
〜やり方〜
※薬によって混ぜたら苦くなる組み合わせもあります。薬の組み合わせは薬剤師さんに相談してみてください。
スプーンにゼリーを少量入れる
薬をゼリーの上にのせる
薬の上にゼリーをのせる
食べさせる
『おくすり飲めたね』という薬を飲む用のゼリーもあります!
我が家は咳止め、痰切薬などは薬剤師さんに相談の上、ゼリーを使用しました。
参考ページ▼
【口腔内に塗布】
0ヶ月から可能なやり方です。
粉薬を飲ませる1つの方法です。
〜やり方〜
粉のお薬を数滴の水分で練ります。
練った薬を大人の指に薬を取り、赤ちゃんの口の中(なるべく頬裏側)に擦り付けて置いてきます。
すぐに母乳やミルク、飲み物を飲ませます。
※舌の上は味を感じやすい為なるべく避けてください。
【飲ませる側の対応】
赤ちゃんに薬を飲ませるときは
0ヶ月だとしても説明や声かけをしましょう。
例『咳が続いてて辛いから咳止めのお薬を飲もうね』
赤ちゃんが薬を飲めたら
飲めたことを認めて、褒めましょう。
例『お薬、上手に飲めたね!』
お薬を飲めた後は
母乳、ミルク、お水などを飲ませて
薬が口の中に残らないようにしましょう!
一度や二度の失敗や飲んでくれないこともありますが試行錯誤しながらお子さんに1番苦痛のない方法で飲めるといいですね!
薬を飲んでくれないとイライラしたり心配になります!
(薬を飲みたくないお子さんの気持ちもわかります…。。。)
“食後”など薬を飲ませるタイミングは決まっていますが、少し薬から離れて気分転換してからもう一度薬にチャレンジするなど飲む側のタイミングをはかると飲んでくれる事もあります。
食後に寝てしまった赤ちゃんに薬を飲ませたい事もあると思います。
そんな時は赤ちゃんを必ず縦抱き(窒息、誤嚥防止)にして顎を上げて哺乳瓶の乳首を少々強引に口の中に入れるか、スポイト(又はストローの上部を隙間なく押さえて下部に薬が少量ある状態)で口の中に流し込みゴックンをしてもらうか、です。
口の中にものが入ってきても反応しないくらい寝ている場合は起きてからにしましょう。
エピソード①
子どもが生後6ヶ月くらいの時。
咳がひどく、子どもが寝れず抱っこ紐に入れて過ごしていました。夕飯後から8時間は経過した夜中に母乳を少し飲んだ後にシロップの薬を飲ませようとしましたが子どもは目をつぶっていました。
ストローで用意していたのでストローの上を隙間なく押さえて下に少量保持されている薬を口に入れてみました。
すると、反応して口を開けたのでつかさずストローを薬に戻して、ストロー飲みをさせたら上手く飲んでくれました。
エピソード②
生後1歳1ヶ月の時。
今までできていたストロー飲みを拒否!薬杯(薬用のプラスチックコップ)と細いストローの組み合わせと薬をを見て顔を背け、手で払い除けらようになってしまいました。
つい2、3ヶ月前まで美味しそうに飲んでいたのに…。
子どもの成長を感じました。
2、3 日挑戦してみましたが拒否は続きました。
症状は悪化傾向のため小児科に再受診。
粉に変えて、ゼリーでコーティングしたら飲んでくれました(^_^;)
このように試行錯誤。
飲んでくれない事もしばしば。
いつも上手くいくとは限りませんね。
私も子供が薬を飲んでくれない時に小児科の医師に相談した時には『飲んでくれないと意味がない』なんて言われた事もあります
(꒪⌓꒪){だから相談してるんです(心の声)
薬は飲まないに越した事は無いのですが子どもの苦しがっている姿をみると今出てる症状だけでも薬で楽にしてあげたい気持ちになりますね。
途中で辞めると効果が低くなる薬もあるので、
用法容量や期間をできるだけ守りましょう。
もし、ほかにいい方法が有ればコメント欄にでも教えていただけると飛んで喜びます!
以上、現役ママが教える、赤ちゃんへの薬の飲ませ方6例でした!